不信からスキルを身につけ転職

経理の専門学校を卒業後、商社に事務職として就職しました。主な仕事内容は、子会社の工場から注文を受けた部品や材料などをそれぞれの注文先に発注したり、入庫や納期確認など発注管理、仕入れ、請求書のチェック、買掛金管理などです。

6年が経過し、工場や取引先担当者とのコミュニュケーションも良好。納期交渉などもスムーズに出来るようになり、楽しみながら仕事をしていました。 そんな中、発注ミスをしてしまいました。幸い工場のラインに影響が出るようなことにはなりませんでしたが、一歩間違えると大事になるところでした。

当然責任を追及されると思っていましたが、怒られたのは自分ではなく直属の上司でした。 6年もこの仕事をして任されていたつもりだったのに、自分には責任を取ることも出来ないのかと悔しい気持ちで一杯になりました。 仕事は好きでしたので、結婚後も働き続けたいと考えていました。しかし、いくら一生懸命に働いても会社からは認めて貰うことは出来ないと実感。 その時、今後のことを考え転職を決意しました。

転職とはいえ、事務職では転職したところでやはりアシスタントで今と同じ状況に陥ることは明確です。長く働きたいなら何かスキルを身につけて技術職に転職したいと考えました。 そんな時、社内の経理システムを入れ替える事になりデーター移行などに関して学んでいるうちに、ソフトウエアのプログラミングに興味が出てきました。 もともとエクセルなど表計算ソフトは得意で、簡単なシステムは自分で作っていました。そんなことから、プログラマーを目指してみようと決意。 とは言え、何の知識もありませんでしたので、とりあえずスクールに通い勉強し始めました。目標は情報処理技術者試験です。

仕事が終わった後通えるスクールを探し、すぐに通い始めました。目標は10月の試験に合格することです。 それに向けて毎日必至に勉強しました。結果、4月の試験で合格することができました。 情報処理技術者試験合格を機に、本格的に転職へ向け活動開始。 幸い、転職先はスクールで紹介して貰え、退職時期は自分の都合で選択可能という恵まれた状況で退職できることに。

働いていた会社は、6月に夏期ボーナスが支給されます。辞める際はボーナスを貰ってから辞めたいです。 そのため、6月に会社に伝え、7月末で退職する方向で進めました。

まず上司に話し了承を得た後、退職届を提出。 退職の意向を伝えた後、書類の整理や仕事の引き継ぎを始めました。 事務手続き面では、健康保険証、貸与された文具や備品、印鑑、制服などを返却。 会社からは、雇用保険被保険者証、??手帳、源泉徴収票を受け取りました。雇用保険を受給する場合は、?職票も受け取るようですが、自分の場合はすぐに再就職できるので必要ありませんでした。

新しい会社には同じスクールから転職した人もいたので、緊張も少なくスムーズに馴染むことが出来ました。 自分より年下の先輩に仕事を教わることには抵抗がありましたが、それ以上に仕事が楽しく充実していました。 半年後には表計算を使った社内残業時間管理、勤怠管理システムの開発を、1年後には簿記の知識を生かした減価償却算出システムの設計も任されました。 前職では名刺も与えられていませんでしたが、初めて自分の名刺を手に感動。 仕事は前職より多忙で、残業や休日出勤が多く体力的にはキツイですが、毎日充実しています。

旧会社の上司には、退職の際に自分の思いを伝え、理解を得られ退職できました。同僚からの応援も得られ、上司や同僚との関係は良好です。 その後、業務での質問などの連絡もわだかまりなく普通にでき、時々会って食事をしたり、お酒を飲みに行ったりできる関係を維持しています。 転職して良かったと思える転職でした。