旅行業界からの脱出

25歳くらいの時のことです。 私は、それまで、アルバイトや契約社員の期間も含めて、約5年ほどの旅行業界での就職をしていたのですが、「私は本当に旅行業をこのまま続けていきたいのか」、「旅行業のスペシャリストになりたいのか」と、自問してみました。 答えは、すぐに出て、NOでした。

そこで、異業種への転職をしようと思ったのです。 異業種への転職といえば、要は、社会人経験があるようでないような人を雇ってもらうということですから、20代後半の今がベストだと思ったことがのきっかけで、転職をしようと決意しました。

ですが、退職を決意したのは、それよりももっと後のことで27歳になってから、退職の意思表示を会社に示したのは、退職をする半年前のことでした。

この会社を辞めるためにその職場で行ったことは、 手続き関連はほとんどありません。 それは、勝手に総務がやってくれることですし、その後も、新しい会社の総務にお任せするためですから、全く気にも留めていませんでした。 そして、これは本当に勝手に総務の人たちがやってくれたので、面倒はありませんでした。

問題は、仕事の引き継ぎです。 私は、その会社では、営業をしていました。 営業と営業事務を一人でやっていたという感じだったのです。 まずは、上司と相談しながら、私が持っていた担当企業の後任を誰にするか決めましたし、その後に、それを新しい担当者たちに告げて、一緒に会社に「これが後任です」と、1件1件挨拶に行くと同時に、私は、特にお世話になった会社には、「お世話になりました」と、別途挨拶をしに行きました。 さらに、事務的なことでは、それぞれの担当企業における特徴や資料、それに契約書などのファイリングをしたりして、それを説明しましたし、私がいなくなってからも私が予約した旅行や出張手配が継続しているものも若干あったので、そのやり取りがわかるメールなども全て保存し、後任に渡しました。 結果、辞める1か月前には、時間が余るほど、私の仕事はほとんどなくなり、すっきりと退職することができました。

そして、新しい会社ですが、今度は、ちょっとやってみたかった、メーカー系の仕事でした。 この会社に入って良かったことは、給料がかなりアップしたこと、そして、メリハリのある会社で、きちんと、上と下ではっきりとモノが言い合えるということに、感動しましたし、仕事にやりがいを覚えました。 ですので、全くといって悪かったことはないのですが、しいていえば、勤務先が遠かったので、通勤時間に時間を取られるようになりました。 しかし、これもオフィス移転が私が転職してすぐに行われたので、この悩みも、いきなり解消されたので、全く文句のない転職となりました。

では、前の会社の社員や同僚とは、その後どうなったのかというと、そもそも私は、「円満」を望む人間で、ごちゃごちゃを残さないタイプです。 なので、前の会社の同僚とは、今でも連絡を取り合っているほど、良好な関係をキープしています。 SNSでもつながっていますから、元上司を含めて、同期の子たちの状況も「ああ今はこんな状況で、こんなことを楽しんでいるのか」と、わかっています。 それに、働いていた当初、特に仲の良かった年齢が近かった同僚や、同期の子たちとは、たまに集まっています。 今の仕事の状況などよりも、やはり、恋愛話や、将来のことなどに話を裂かせることが多く、今までは、同僚という感じでしたが、今では仕事以外であった友達のような立場で話ができるので、面白いです。

この転職を果たしたことで、自分の可能性も知識も広げることができましたし、より人とのつながりを増やすことができたので、すごくよい結果となりました。